今回のコラムでは、個人で取り組めるリサイクルやリユースの方法を紹介します。
方法1:自治体や販売店舗などの回収ボックスを利用する
近年は、自治体や企業が古着持ち込みの回収ボックスを設けたり、アパレルショップの店頭に回収ボックスを設置したりと、「衣類回収サービス」が注目を浴びています。
私たち「するーぷ」も神奈川県横浜市の複数箇所にIoTを用いた衣類回収ボックスを設置し(※2024年7月現在)、投入された衣類の重さに応じてポイント還元をおこなっています。
このポイントはクーポン券や寄付と交換することができ、満足度が高いリサイクルと評判です。
方法2:リサイクルショップやフリマアプリなどを利用する
リサイクルショップへの持参や、フリマアプリの活用など、「自分で売る方法」もあります。
しかし、フリマアプリでは買い手との連絡や梱包作業、リサイクルショップでは店舗に出向く必要があり、時間と手間がデメリットに感じるかもしれません。しかし最近では、段ボールに詰めて業者に送ることで査定を受けられる「宅配買取サービス」も普及しています。
ぜひ自分の生活に合った方法をチョイスしてみてください。
方法3:「可燃・不燃ごみ」ではなく、「資源ごみ」として分別する
不要になった衣服を廃棄したい場合は、そのまま可燃ごみ・不燃ごみとして捨てるのではなく、「資源ごみ」として出す方法もオススメです(※住まいの自治体による)。
汚れや破れなどが目立つ衣服は、リユース・リサイクルできない場合もありますが(「するーぷ」でも、洗濯済みで汚れ・破れ・抜けがない、アウター・トップス・ボトムス・下着・和服が対象です。 )、「資源ごみ」として回収された洋服は、中古衣料・機械類の掃除に用いるウエスなどに活用されています。
つまり私たち”捨てる側”は、間接的に環境負荷の軽減に貢献することができるているのです。(※回収方法や回収した衣服の活用方法は自治体によって異なります。)
方法4:周囲の人に譲ったり、掃除に活用したりする
周囲に貰い手がいる場合は「おさがり」として譲るほか、生地を切って掃除道具として活用することも有効的な手法でしょう。
特に「ストッキング」は、繊維が細かいためホコリを集めやすく、古着の中でも特に掃除に向いているといわれます。購入当初とは異なった目的で使用する「リユース」もオススメです。
“ちょっといい”ことを習慣にする衣類回収サービス「するーぷ」は、神戸市内の複数の場所にて開催中です(※詳しくは、ホームページトップの「するーぷできる場所」からご確認ください)。衣類を回収ボックスに持ち込んだあとは、その重さに応じたポイントが付与され、クーポンや寄付と交換することができます。不要になった洋服を”ちょっといい”方法で手放してみませんか?
このコラムは、サステナビリティ ハブ編集部の協力のもと作成しております。「サステナビリティ ハブ」では、SDGsにまつわる基礎知識から、プロフェッショナルなコンテンツまで幅広く発信しています。ぜひご覧ください。