コラム

横浜市特集!横浜市の新しい取り組み「YGrEP(ワイグレップ)」とは?vol.2 

YOKOHAMA GO GREENおさらい

前回の記事はこちらからご覧ください。

横浜市で新たな取組がスタート!【YGrEP(ワイグレップ)】ってなに?

太陽光発電の家

脱炭素に向けた新しい事業のこと

横浜市では2025年7月31日から、省エネや再生可能エネルギーの創出および活用を促進するための新しい取り組み「 YGrEP(ワイグレップ)」が始まっています。

YGrEP(ワイグレップ)」とは、家庭への省エネや再生可能エネルギー設備導入の支援を行い、生み出された環境価値(CO2削減)を市内の大規模イベント等のカーボンオフセットに活用することで、環境への関心を高め、さらなる環境行動へ繋げていくことを目的とした事業です。(出典:横浜市「横浜グリーンエネルギーパートナーシップ事業」

 横浜市YGrEPワイグレップの流れ
出典:横浜市「令和7年度グリーンエネルギーパートナーシップ事業」

具体的には、太陽光発電設備や蓄電池、エコキュート、エネファームなどの導入支援を行い、設備導入によって得られたCO2削減量(環境価値)を、J-クレジット制度を活用しながら、市内で開催される大規模イベント等のオフセットに活用します。

J-クレジットとは?

J-クレジットは、温室効果ガスの削減など、環境に良い活動を数値化し「クレジット」として国が認める仕組みです。エネルギーを節約したり、再生可能エネルギーを利用したりすることで削減できた温室効果ガスの量がクレジットとなります。クレジットは企業や団体が削減しきれない排出量を相殺するために使ったり、イベントの開催や製品の製造で排出される温室効果ガスを相殺するためにも使われます。

設備導入支援制度について

YGrEPの趣旨に賛同し、対象の設備を導入した横浜市民には、キャッシュレスポイント等の還元を行なっています。

対象設備はこちらからご確認ください。

【詳細】

●YGrEPへの参加及び導入支援申請の受付期間:令和7年7月31日(木)~令和7年12月22日(月)※予算上限に達し次第、終了

●設置完了申請期限:令和8年1月23日(金)

※環境価値を取りまとめるため、令和8年4月以降にモニタリングデータ(モニター表示器の写真など)を提出する必要があります(予定)。

YGrEPに参加して、「YOKOHAMA GO GREEN」にトライ!

太陽光発電の一軒家

気候変動や地球温暖化を止めるため、私たち一人ひとりができることが10個のアクションにまとめられている、「YOKOHAMA GO GREEN 10Action」。

前回のコラムではそのいくつかを厳選してご紹介しましたが、YGrEP(ワイグレップ)に参加すると「Action No.7 自宅を再エネ・省エネハウスへ」の実践に繋がります。太陽光パネルや蓄電池の設置、再生可能エネルギー由来の電気への切り替えや、窓断熱をはじめとする家の断熱・気密性能を高める改修で、地球環境に貢献しましょう。

また同時に、「Action No.8 次世代自動車を利用する」の実践にも結び付きます。YGrEP(ワイグレップ)の対象設備である電気自動車を導入することで走行時のCO₂排出を削減できるだけでなく、V2H充放電設備を組み合わせれば、太陽光発電などでつくった電気をEVにためて家庭で活用できます。さらに、停電時には非常用電源として暮らしを支えることも可能です。移動と生活の両面で電気自動車を活かすことが持続可能な社会づくりに繋がります。

さいごに

今回は横浜市の新しい取り組み「YGrEP(ワイグレップ)」について解説しました。

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今回も「するーぷコラム」をお読みいただきありがとうございました!

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