するーぷで回収した衣類のその後についてご紹介いたします。
目指している資源循環モデル
するーぷでは、今まで廃棄されてしまっていた衣類を回収し、リユース&リサイクル によって再生化することで資源循環モデルの構築を目指しています。

現在、横浜で回収した衣類は、ナカノ株式会社 様と連携して再資源化しています。
同社が独自に持つリサイクルチェーンにより、適切に選別を実施したうえでリユース・リサイクルをすることで、回収された衣類を資源として最大限有効に活用することが可能となります。
再資源化先と環境価値
するーぷで回収した衣類について選別した結果、再資源化先は、下記のような結果となりました。なお、選別は2024年秋に約1トンの衣類を抽出して実施しました。
リユース(※1)=約81%。
反毛(※2)=約13%。
ウエス(※3)=約5%。
その他=約1%
※1:古着として再利用。※2、3:次項で詳細をご紹介。


また、上記の結果を「スギの木によるCo2削減量」へ換算すると・・・

ウエス・反毛とは?
回収した衣類はまず、リユース(古着として再利用)できるもの・できないものへ分別されます。
リユースが難しいものは“ウエス”や反毛素材”へと生まれ変わります。
ウエスとは・・・
古い衣類や布製品を再利用して作られる工業用の拭き取り布のことです。
工場や作業現場で機械や設備の清掃、油汚れの拭き取りなどに使用されます。ウエスは、使い捨てのペーパータオルや布巾に比べて環境に優しく、コストも抑えられるため、広く利用されています。

反毛とは・・・
使用済みの衣類や布製品を細かく裁断し、繊維状に戻す工程のことです。
この工程を経て得られた繊維は、反毛素材として新たな製品の製造へ活用されます。(例えば、新しい布地や車の断熱材、クッション材など)
反毛は、廃棄物の削減と資源の有効活用に貢献する重要なリサイクルプロセスです。
反毛を加工することで、軍手やバッグなどの様々な製品に生まれ変わります。これにより、多様な用途でリサイクル素材を活用することが可能となります。

リサイクルされた製品の購入方法
リサイクルされた製品は購入することが可能です。
下記のそれぞれの製品ページからご覧ください。
※製品のすべてがするーぷで回収した衣類由来とは限りません。
ナカノ製品ページ
GREENFLAG製品ページ
FEELT BOARD | abode
<製品例>

※軍手はナカノ株式会社、その他バッグ・小物入れはGREENFLAGの製品です。
「するーぷ」は、横浜市を中心に回収ボックスを展開中です。最新情報は、ホームページやアプリ、各SNS(Instagram、X, Facebook)で発信しております。